驚くべきスパイスの力。痛み止めにはターメリックラテ
頭が痛い時、生理痛がひどい時、
みなさんどうしますか?
わたしはというと、
もともとどちらかというと母親が東洋医学派で薬は飲まない方だったのですが
生理痛がひどい時は仕事ができないほどだったので市販の鎮痛薬を飲んでいました。
職場だったり、同僚だったり、
痛み止め持ってる?と聞くと誰かが持っていて急な時はもらったりもしていました。
女性の方で痛み止めを使っている人はわたしの周りには多いような気がします。
シンガポールに来て一年程になるのですが
中東やインド出身の友人も多くできて、一緒に過ごしているうちに彼らからたくさんスパイスのことを教わりました。
アーユルヴェーダの治療院にたまに行くのですが先生にもよくアーユルヴェーダのスパイスのことを教えてもらいます。
友人たちが普段から生活によく取り入れているスパイスが、
"ターメリック"。
日本ではウコンと呼ばれていて
お酒を飲む時に飲む、あのウコンの力もターメリックです。
ウコン=肝臓、お酒というイメージの方が多いのではないでしょうか?
このウコン、見た目は生姜みたいな形状で中が濃い黄色をしています。
乾燥させてパウダー状で売られていることが多いです。カレーによく使われるスパイスのひとつです。
わたしの友人は頭が痛い時に水に溶かして飲む、と言っていました。
ターメリックの中のクルクミンという成分が鎮痛薬によく使われるイブプロフェンと同じような効果を発揮します。
つまり、
痛み止めのかわりにターメリックを使うことが出来るのです。
痛みを止めたいけれど頻繁に痛み止めの薬を飲みたくない方は多いですよね。
ぜひ薬の代わりにターメリックを飲んで欲しいです。
気になる味ですが、
そのままだとお世辞にもおいしいとは言えない味です...
カレーに入れたりすれば気にならないのですが頭が痛い時にカレーを一から作るのは時間がかかりすぎますよね。
そこで、ターメリックラテをぜひ飲んで欲しいです。
ターメリック、ジンジャー、ブラックペッパー、シナモンなどのスパイスと、ミルク(植物性ミルクだとVeganに)と蜂蜜やメープルシロップで甘さを加えたゴールド色のラテです。
ゴールデンミルク、とも呼ばれています。
作り方は簡単で、全て混ぜてあたためるだけ。
日本ではカフェメニューであまり見かけませんが、シンガポールだとたまに見かけます。
ビーガンレストランやビーガンカフェにも取り入れられていることが多いです。
ノンカフェインなので夜でも気にせず飲みやすいです。
アーユルヴェーダや漢方、ジャムウなど生薬を使った東洋医学が根付いているアジア。
難しく捉えられる方が多いと思いますが、知ると思ったよりも手軽に生活に取り入れられるものが多いことに驚かされます。
シンガポールへ来てからはホールやパウダーのスパイス、コリアンダーやレモングラスなどフレッシュなハーブをいつもストックしています。
お家でぜひターメリックラテを作って飲んでみて欲しいです。
混ぜてあたためるだけの
簡単作り方はこちら。
https://m.youtube.com/watch?v=aqZYbzkZ-iQ&t=9s